空気の落ち着くキャンプの夜は

息も白く、澄んだ空と自分との遠さを魅せてくれる

ホッと一息何度ついたか分からないけど

布団に入るには物足りない時間

残った焚き火を眺めながら

赤いワインを鍋にかけ

複雑に混ざり合ったスパイスが

どこまで効いているのか半信半疑でも

スプーン一杯でどうか

二杯でもお好みで

ワインの量で合わせるのか？

とりあえず飲んでみてから決めようと

酔っ払っているからなんとなくで適当で

少し煮詰めるのがおすすめだとか

赤ワインはジョージア産のが特におすすめだとか

事細かく、しつこく書いてももう忘れているだろうから

さらっと雰囲気だけ伝えておこうと書いてみた。

焚き火、乾いた空気、琺瑯のコップ、このジャムを揃えるので

このレシピは以上とする。

どうぞおやすみください。