期間限定

青梅と煎茶

1,300(税込)

夏を感じる梅雨が始まれば

青梅も、とっていいよと実をふくよかに

腫れぼったくふくれさせ

コロコロとしたまあるい実が

雨の粒をうぶ毛で弾き、待っている。

 

完熟梅も捨てがたい

待ての出来る僕は

毎年毎年と黄色の先が赤くなっている

見るからには甘そうな時まで待っていると

コロコロ地面にドロドロになって

落ちてしまっているのをそっと諦める

 

今年は良きところで一粒たりとも落とすまいと

可愛く実った実を愛でて、触れてポロリと落ちる

 

 

今年の青梅ジャムは煎茶を使いました

今年のレシピは、

青梅の青くて渋い酸味を茹でこぼし

果肉が壊れたところを泡立て器でマッシュして

種から果肉がほぐれたところにお砂糖と

ヒメレモンのジュースを合わせて煮詰め

水分が飛んで固まる兆候が現れたら

煎茶を粉にして加えました。

 

煎茶もマスカットのような爽やかな香りが現れましたが

それが瓶詰めされたジャムからふんわりと香るかは残念ながら

あり得ないと思いますが、

煎茶の濃厚な旨味が青梅の青渋い酸味や苦味を押さえ込んで、

長い旨味の余韻が楽しめる仕上がりになったと思います。

 

 

在庫切れ

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